浪人とてそれも人生の一部よ
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こんな拙文を書いてから早一年。
結果良ければすべてよしなのかもしれないが、今は私はこうして書いている。
うまく行ったわけだすべて。
良かった。良かった?
まあ素直に言えばそうかもしれないけど、そこでまた新たな気付きを得た。
得るものを得ると、人は急に何も見えなくなる。
学歴が欲しかったのか? 自分は。
本当に分からない。受験の動機というものは。
自分の行きたいところに行く。それは当然のことだけど、それは有名だから?偏差値が高いから?
それが頭を過るのは普通なんだと思う。結局ね。
でも、それは入るまでの話であって、入ってしまえば、そこに落ち着く。それで良いのだってなる。
だって、そうしないと、やっていけないもの。
どこの大学に行っても、学歴は過去の話。今の能力しか、自分を保証できるものはないんだ。
だから、イイトコにいったって、無能なら仕方ないんだよ。
謙虚に生き、時に大胆に。それが今の目標かな。
ほんで、もう今は得るものを得てしまったので、漠然と色々な不安が出てくるわけ。
やっぱり人って、ある程度幸せになると、それを失うのが怖くなるのよ。
家族の健康とか、まわりの学生についていけるかとかね。色々あるのです。
でも、状況は変わらないわけだし、楽しく、時に辛く生きていくしかないんだろう。
いずれにしても私は恵まれている。そう思って生きなきゃダメなんだと思う。
とにかく、頑張った分は楽しく。恵まれてる分は、他の人に分けたり、自分が苦しんで生きていこうかなと思います。
あ、そういえば、ひとつ最近私が好きな動画を紹介するよ。
今やってる朝ドラに出てくる曲でもあるんだけど、
On the sunny side of the streetというjazzですな。
これ、コロナ前に演奏されてるってのもあって、凄く皆楽しそうというか。受験中とか見てて、凄く心が温まる動画だったのです。
特に最後、皆が楽しく歌ってみたいなところが凄く感動的で。音楽ってやっぱり人をひとつにするなぁとか色々感慨に浸ってました。
いつかまたこんな日が来ると良いですね。