ぼくの脳内

ぼくの脳内を言語化してみた

反省

 この呟きを始めてから、おそよ一年が経過した。

 何か変わったことは特にない。

 

 しかし、この呟きをしたことで、自分が過去に想起した「悟り」なるものが保存できたことは、この先の人生を送るうえで、有意義なことだったと思う。

 そして、その呟きを少しでも見てくれた人々には感謝しかない。

 自分のこんなつまらない妄想を共有してくれたのだから。

 

 さて、今日は受験直前ということで、将来見返した時、かなり思い出深いものになるのだろうが、やはりこの時期は反省であろう。

 

 時期が時期なので、手短に行きたいところだ。

 

 自分は「がむしゃらに努力をすることはカッコ悪い」と心のどこかで感じていた節がある。

 スマートにこなすことがカッコいいのだと思っていた。

 

 しかし、それはおそらく大間違いであろうことが、受験勉強を通して痛感させられた。

 

 数学の問題を解くとき、自分はわりとすぐに答えをみたりとか、諦めが早い人間である。クズな人間だとつくづく思う。

 

 そのくせ、この問題は出来るけど、考えるまでもないよなとか心のどこかで思っていたりする時もあるのだ。

 

 こんな奴はとっとと滅びるべきなのだろう。

 受験でこいつは痛い目を見る、と我ながら容易に予想がつく。

 

 だが、それを痛感し、それを文章に起こせたことで、何かが変わろうとしているのではあるまいか。

 

 この先、わずか二週間しかないが、それでも自分の人生は変えられるのではないか。

 

 いつもこんな夢見がちな事を思っては、怠惰な生活を送ってたっけ。

 

 本当に自分は愚かな人間だと再確認する。

 

 しかし、これが本当のラストチャンスであり、現実から逃げても、誰も救済はしてくれないのである。

 

 だから、自分はこれから迎える未来に、勇敢に立ち向かっていこうと思っている。

 

 逃げることなく、果敢に。

 

 一年前の収容イベントを思い出してみると、しばらく誘惑を断つと、本当に僧のように目の前の物事に集中できるものだ。

 

 その領域に達する前にたいていの人はあきらめてしまうというわけなのだが。

 

 しかし、案外受験生はそれが出来てしまうのである。

  

 出来ていないのは自分だけ。そう、自分はゴミなのである。

 

 だからこそ、今からでもやり直すしかないのだ。

 

 決してその行動は遅れていることなどない。というか、誰と比べて遅いのだろう。

 

 結局は自分の人生、まったりいけば良いのだが、そういうわけにもいかないので、そろそろ自分の中の楔を外そうと思う。

 

 よい修行を。