ぼくの脳内

ぼくの脳内を言語化してみた

死ぬとき

 最近、死について色々思う。自分が楽なのは、自分が死ぬとき。でも、一番つらいのは愛している人が死ぬとき。
 安楽死の動画をみてきたけど、日本でまだ導入されていない理由がなんとなく分かる。あまりにも残酷すぎる気がしてならない。目の前で自分の愛する人が死んで行くのだ。しかも、じわじわと。自分にはどうすることも出来ない。まして、自分たちが望んだ選択なのだから。
 そうじゃなくても、病気で苦しんでいる家族を見て過ごすなんて嫌だ。死に際に「ありがとう」なんて言われたら、本当に堪らない。
 自分は今からどういう心構えをしておけばいいんだろう。愛している人となら、一緒に時間を過ごし過ぎてもし過ぎることは無い。だから、これから一緒に過ごそうって思ってもしょうがない。大切なのは、いついなくなっても後悔しないような関係を築くことなんじゃないかな。
 亡くなっても後悔を残さないように。こっちも「こちらこそ有難う」って言えるように。いつだって、その人は僕の心の中にいるんだから。
 じゃあ、亡くなってからはどう思えばいいんだろう。それも中々難しい。絶対初めは辛かろう。正直時間の問題なのではないかと思ってしまうが、とにかく悲観的に思ってはいけない。ポジティブな思いで過ごしていればいいのかもしれないね。
 死は避けられない。でもこれは大切なことだから。人間としてひとつ成長するための過程だから。