ぼくの脳内

ぼくの脳内を言語化してみた

年末な時

 年末な時。ちょっと日本語がおかしくなる時。「年末」という形容詞はないからね。
 どこもかしこも人が少なくなる。皆、家族の時間を大事にしてるんだろうなって思えて、なんだかほのぼのする。

 今日、「今年もお疲れさまでした」って言われた。違和感を感じるのは何故だろう。今年っていうのは一日一日の積み重ねであって、それの365回分。それを軽い雰囲気で言えるものだろうか。今年も色々あったという意味での「お疲れ様でした」なのだろう。
 考えてみれば、年末だとか年始っていうのは、人間が定めたものなんだよな。別に一年が365日である必要はないし、そもそも年っていう概念が無くてもいい。あると便利。我々はそれに従って生きている。
 「マトリックス」みたいに、本当はそれが誰かにコントロールされていたとしたら、ぞっとする。いずれにせよ、我々は年というルールに縛られて行動している。でも、物は言いようで、縛られているというわけではなく、こちらが自然界をコントロールしているのだろうか。
 さて、年越しそばを食べて、自然を支配しようじゃないか。